世界を震撼させているコロナウィルスによって、生活資材が一時店頭から無くなり未だマスクなども必要な人や場所に行き渡らない状態ですが、実生活ではまだまだ実感が薄く、危機管理意識が低い人間なんだと今更ながら自分に呆れています。自分が出来る予防策をひたすら続ける事以外何も出来ないのですが、この影響が仕事となると一転します。あらゆる資材が入らなくて、変更を余儀なくされたり、あの商品って外国産だったの?なんてものも出てきたりして。一つ一つの問題や課題はとにかく乗り越えていくしか無くて、変に拘り過ぎると完成が遅れたり、一番いいときに売り頃を逃したりと全く良い面がアリマセン。
不動産商品の販売時期って偏りがありそうでなかったり。商品のコンセプトによって「見せ時」ってあると思うんです。演出し過ぎは今どきはダサい感じがしますが、それでも「見せ時」をどこに持っていくのか?は重要ポイントと言えます。
分かりやすく言えばこの時期だと花とか香りとか?緑での「見せ時」のタイミングでしょうか。
花類は分かりやすいし、気分も上がります。ただ、合わせのタイミングが難しいところ。
あと、ヘンテコな新種だと計画している側や事業主側としては珍しいだろ?って言えるけれども、一般ウケはあまりしないです。やっぱり意味とかストーリーとかなんで植えたの?っていう事が重要なんです。ここ最重要。HIRAMEKIの計画では、分かりやすく、意味があって、更にはベーシックな樹種を基本的に使います。子供の頃見たことある色合いや花も使います。道端に植わってるような植物も隠し入れたり・・・。
暮らして数年経って、お友達の分譲住宅と自分の住宅との違いが初めて分かる瞬間ってあるみたいです。それ狙ってるんですけど。
他にも「見せ時」が夜景ならば、単なる夜景を撮影するのではなくて、もう二歩ぐらい踏み込んだ集客を考えるとか。
家の中の一部が「見せ時」?「見せ場」ならそこを徹底的にクローズアップするとか。
住宅の見せ場や見せ方、見せ時って色々だと思うんですが、とにかくコンセプトとそれをクローズアップすることが重要かなって思います。広告になると広く、薄く、全体感が分かることが重要なのかもしれないですが、折角考えて作っても「見せ時」の「見せ方(ここでは広告や販売)」が普通になっちゃうと少々寂しい気もします。
ここが見せ場なら、思い切った広告宣伝もアリです。
是非、進行中プロジェクトの事業主様は色々ご相談ください。
閃く瞬間もあったり、無かったりしますがやっぱり心に残る物件にしたいじゃないですか。
残る物件は、必ず次のお客様を自然に呼んできてくれます。
※もうすぐ完成物件。