キレイに作る

先日の営業先での事。そしてチョットした話から見えてきた事。

物価上昇に伴う、所得引き上げという話が大きな話題となっている中、私たちの業界も同じく物価高による利益圧縮が大きな課題であることは間違いのない現実です。そんな中、挙って誰もが考えるコストダウンや縮減です。当然考えるべきことは大いにあるにせよ、コストダウンによる商品力の強化や競争が出来るのも限界があるのだと思う。ターゲットとしてる購入層にもよるければ、コストダウンによる外構植栽費を削っているんです!という話を良く耳にするようになった。でもですね、外構植栽費に元々どのぐらいの費用をかけてた?んですか?と聞くと、他社の平均より随分下回るような感じだったんで、それ以上のコスト圧縮って何が出来るんだろうと考えさせられました。そして、今までの実績などの写真も見せてもらったのですが、共通して言えるのは『キレイではない』ということです。キレイなものを作る・提供するということは当たり前なのに、新築なのになぜかキレイに見えない。どうしてか?簡単なんです。キレイに計画してないから。コストが掛かってようがいなくても、美しく収まるように植木を植える位置、大きさ、舗装の使い分けで床面の汚れの付き方、経年、目地の切り方で奥行きや駐車場の使いやすさなど、いろいろ考えながら計画し『キレイに作る』んです。コスト圧縮・コストダウンを考える前に、キレイに作るということを今一度考えて欲しいと思いました。僕がディベロッパーで事業主ならば、フィニッシャー(外部の仕上げ人)としての外構・植栽計画をやっぱりキチンとする!というのは絶対であり最低限するべきが、他社との競争力や違いをつくる一番早い方法なんだと思います。色々大変な時期ではあると思うのですが、今一度やっぱり街づくりってこうだよな!ってことを考える必要はあると思いました。。。。というと、なんか営業っぽいですが、そうです営業です。是非お声がけください。


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