手作業シリーズの完成した集合住宅ですが、いよいよ今月末に引き渡しからの入居が始まっていきます。
最初に依頼を受けたときは、マンションのボリュームだけの状態で、コンセプトやテーマ的なものはボンヤリとしか見えて無かった。担当者と雑談を交えながらヒアリングを進めていくと、何となく想いや拘り、周辺の環境との調和、この場所でアグレッシブな環境づくりに強い思いを感じ取りました。
建築のラフ外構では、必要な緑量を確保し、アプローチを拵えるそんなイメージでしたが、現地周辺の戸建住宅や駅からのアプローチ、前面道路の賑わいを考えると写真のような風景を拵えながら、緑量感と意匠壁で距離感を作りながらも離れないようなものになりました。