売り建て住宅をつくる?といっても、売り建ては住宅を作らない。更地を売って、その後に購入者が自分のスタイルで住宅を建てるという形態。購入者が自由なスタイルで建てられるというのがメリットであるけれど、住宅の打ち合わせ回数や完成形の見えないストレスは購入経験者でないと分からない不安は残る。事業主側にもメリットデメリットは存在するがココで書く必要はないと思う。さて、ここで売り建てプロジェクトではモノを作らないのに、HIRAMEKIが関わる意味はあるのか?という点です。昨年のコロナ以降なぜか売り建ての案件が連続していて、最初はモノを作らないのになんで?と思ってました。長くヒアリングさせてもらい、建売や売建における販売時の課題が事業主と購入者双方に存在することに気が付き、それらを解決することで結果的に販売が想像以上にスムーズに進みました。モノを作ることに拘る必要は無くて、売建における課題を解決すると、自然と街並みが形成されていくのが面白い所です。自然に形成された街並みは住まい手が大切に風景を守っていこうとする気が働いて、永続性も期待できます。一方で建売住宅でも美しい街並みを完成させ、作り出しても購入者側の環境への意識が低いと途端に崩れていく場合もあり、プロジェクトの内容に関わらずそれぞれに一長一短あるものだと感じています。建売住宅の完成された美しいモノづくりも継続しつつ、売建プロジェクト等の販売サポートと購入者側の土地選びを上手くサポート出来るような関わり方も面白みがあると感じています。分かりやすい秩序を作ると人はそれに準じて環境を作り、ある程度の土地利用をサポートすれば購入者側のライフルタイルから土地選びがスムーズになる。購入者側の意図するライフスタイルから選ばれた空間には、事業主や設計者が意図を汲み取りやすく、間取りや環境のデザインもしやすく購入者の思う理想像に近づきフィットさせやすい。たぶんこの先はこんな仕事が増えるんじゃないかと実は期待していて、そのための実績と経験値が増えているのは間違いないと思っています。小難しく書いてますが、実に単純な事ですが、色々各社ヒアリングしていると実は色々なシガラミなどが多くて、実は結構課題を抱えながら売建プロジェクトをやっているんだなーと言うのが実感です。是非お声がけください!
お待ちしております。