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グッドデザイン賞受賞

しばらく放置してたBLOGを再開。年末に差し掛かり増えすぎた無駄なものを少しずつ整理したり、WEBやSNSも同じくあまり意味をなさない媒体は全て削除するようにしました。そんな無理無駄時間を減らして、BLOGを少しでも多く更新したい・・・(願望)

さて、タイトルにあるように本年4件グッドデザイン賞にノミネートされていましたが、2件受賞しました。

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個人的には、4物件すべてに暮らしの楽しさや開発事業の先進性もあったと思っていました。当然ながら審査員が判断するので、受賞の否かに限らずノミネートしただけでも十分価値のあるものだと個人的にはそのように思っていたりします。

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HIRAMEKIが街並みをデザインする上で、最も重要と考えているのは「暮らしの中の楽しさ」だと思っています。暮らしの本質は、自分たち家族が毎日楽しく過ごせるか?が重要です。確かに分譲地であるとお隣にどのような方々が住まわれるか?仲良くお付き合いできるか?など、不安はいくらでもありますが、結局は表面的にいくら華やかに飾っても、本質は「暮らしの中の楽しさ」で、それらを中心におき建物のフォルム、街の連続性、街全体の雰囲気を作り、この街に似合う家族に住んで欲しいと思いながら、特徴的なプロジェクトをHIRAMEKIでは一つ一つ作り上げています。そんな中、本年の4件ノミネートされたということは次に繋がる一定の評価をしてもらったと思いながらも、関わっているものづくりが、アートではなく不動産商品であることから、早期完売や作り込む事で、できる限り高い価格で売りたいという事業主側の考えもあり、ビジネスライクな部分も汲み取りながら、新しい取り組みや話題性のある事業を考えるのは、簡単なことではないのが正直なところです。単純に木々を増やしたり、花を沢山飾ったり、エクステリアを良くすれば暮らしの中の楽しさは増える?のかといえば、案外そうでもないもんです。分譲事業では、やはり街全体と個々の家とが丁度良い距離感というか、付かず離れずみたいな空気がある方が、日本人の住まいとしては良いと思っています。そんな雰囲気を作り出すことが出来るのがHIRAMEKIの存在であるとともに、ほかにはないランドスケープのアプローチ方法で街づくりや不動産商品企画を成功させていきたいと日々考えています。エクステリアや花を飾ることが自分たちの役割ではなく、住まい手の暮らしの本質であり、核心である「暮らしの楽しさ」を絶対的なテーマとして考え、住まい手の土地を無駄にせず、いかに建物内部と外部をバランスを保ち、作り上げるか?毎回のプロジェクト一つ一つ丁寧に考えながら、企画立案から販売のサポートまで、一貫したデザイン関与をさせて頂ければ、またグッドデザイン賞や景観賞などの受賞することが可能のとなり、それらは全て事業主様や住まい手の一つの評価基準になっていくんだと思っています。

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http://www.g-mark.org/award/describe/43051

 

 

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http://www.g-mark.org/award/describe/43050

 

<今日の音楽>

12月の雨

 

 


グッドデザイン賞

今年も公益財団法人日本デザイン振興会主催、グッドデザイン2015のノミネートが発表された。
HIRAMEKIにてデザインさせて頂いたプロジェクト4点が、今年のグッドデザイン2015にノミネートされている。

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SI-PROJECT

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T-PROJECT

グッドデザイン賞とは、いわゆるGマークと言われおり、良質なデザインに対して与えられた称号で、最近は自動車や工業製品等のプロモーションで良く見かける。
受賞の評価基準は、業界のトップランナー的なクリエイターが評価基準と時代背景などに照らしあわせ、選りすぐりのデザインを探っていくという方法でグッドデザイン賞が決まっていく。
先の震災以降、その評価基準がコミュニケーションからエネルギー問題そしてプロジェクトの再現性など数年で随分変化し、時代背景にあったデザインニーズがあるように思える。

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我々の業界では、マンションや工業化住宅、細部までデザインされた建築家が手掛けた戸建住宅、街づくり、ランドスケープにまでGマークが浸透している。個人的には、住んで楽しくなるような空間、環境、コミュニティーが備わった街がグッドデザインだと思っているが、世の中の評価は意外とそうでもない。世間の評価基準多くは環境性能を個で高めたもので、少し味気ない空間になってしまっている。これは、住宅を購入する際に、地域、環境性能など様々な諸条件による資産価値の損得勘定によって数値化や比較判断のしやすさから選ばれている事が原因ではないかと思っている。

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集合住宅や戸建住宅に限らず、暮らすだけではなく、どのように暮らしたいか?が大事で、気持ち良く毎日過ごす方法って何か?価格、間取りや面積、設備などだけに目を奪われがちな住宅選びだけではなく、気に入っている住宅か?子供が自立した後はどう暮らすか等、少し長期的な目線と毎日の暮らし、楽しみ、将来の街や家の姿を想像すると、もっと良い街・住宅を選ぶことが出来ると思う。さらに、それら同じ思いの人が集まることで資産価値や魅力がある生き生きとした街に成長していくはずだと。そもそも資産や価値といったものは、お金には変えられないような人との繋がりや時間をかけてが作り出した若しくは自然が作り出した環境なども価値になるのでは・・・。

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https://youtu.be/8KxFOTesxuw