昔、この街の風景としてあったはずの玉石積をあえてコストをかけて地域に風景を戻す。効率重視ではなく、住宅づくりが地域の風景をより良くしていくはずだったのに、いつの間にかに住宅開発が風景を壊すという事も少なくない。そんな中でも地域に風景や環境を還元するような仕組み、植物も出来る限り地域にあった植物を導入し、その後の維持管理も一緒に考えていくような仕組みが必要かなと思います。
ファサード部分の意匠壁の一部が完成です。
あのヒューム管公園に謎な壁を作っています。
久しぶりに杉板本実型枠によるコンクリート打ちっぱなしの壁を作っています。ドデカイ壁に失敗無いように転写できるように十分配慮して作業。
意匠壁として花崗岩を積んでいます。出来る限り深目地にして、余分なモルタルを都度洗浄しながら只管積み上げていく作業。
ここも現在進行形のプロジェクト。小さいけれども古い街並みに仲間入りするために石積みを工夫したり、植物を工夫したり、外観や外装もアイディアが詰まったプロジェクト。ここは我々は、造成計画、配置、外構、植栽計画を担当しています。暖かくなる頃に完成予定です。
完成しました。元々は1つの住宅があった少し変形した土地を2つに分割。ここに上手く建物を配棟して、どちらも雰囲気や既存樹木を取り囲むように計画しています。ブログ更新しましたので、お暇な時間にお付き合いください。
アトリウムを計画している最中です。アトリウムと表現するのが正しいのか??コートヤードなのか?単純に中庭なのか?ここは個人邸の中庭なのだ。結構な規模感なのであえてアトリウムと表現してもいいぐらい。ただなぜかここだけ積雪がある。この雪が解け始めるころに工事が始まる予定で、今はゆっくり雪解けを待ち、植物や石材が運ばれてくるのを待っているだけ。
カフェみたいな外向きカウンターがあったり、イベントスペースで木工家具売ったり、キッチンカー横づけしてコーヒー飲み比べしたり、建物が機能性だけではなく、建物構造がシンプルで、出来る限りコストをかけず存在だけで目を引くようなシンボリックな空間をデザインしました。ココもまだ完成は先ですが、道路側からの視認性やインパクト、室内からの機能的なデザインから生まれる高揚感は、環境計画から生まれた建築意匠だと思っています。
公園といえば築山に橋にヒューム管です。その構造物に特別な意味なんて無くてもよくて、何度も来たくなるような公園。雨が降っても、暑くても友達と一緒に隠れていたくなるような空間。一緒に遊んだらみんな友達みたいな場所。いつか土管みたいな公園あったよねって思い出してくれるような遊び場。そんな単純だけど考えながら遊ぶ場所があったらいいよねっていうカタチにしています。大人の都合の公園ではなく、単純な遊具を並べる公園なんて他にもドコでもあるし、やっぱり主役は誰か?って考えたらこんなカタチになりました。まだまだ完成には程遠いけど、是非コンセプトを感じて欲しいです。
昔、この街の風景としてあったはずの玉石積をあえてコストをかけて地域に風景を戻す。効率重視ではなく、住宅づくりが地域の風景をより良くしていくはずだったのに、いつの間にかに住宅開発が風景を壊すという事も少なくない。そんな中でも地域に風景や環境を還元するような仕組み、植物も出来る限り地域にあった植物を導入し、その後の維持管理も一緒に考えていくような仕組みが必要かなと思います。