都内の中規模建売住宅です。既に建築や造成計画は決定後に外構や植栽計画をHIRAMEKIにて考えたものです。敷地の有効利用から、どうしても横並びで隣地との違いが生まれにくいのですが、外部環境でエントランスの方向、サービスヤードのサイズや配置をそれぞれ住戸に合わせて変更しています。この規模感であると前面道路や交通量に対して駐車スペースや停めやすさも選ばれる住宅のポイントと考えています。特に都内や住宅が多くある場所は最大限に配慮する必要があると思っています。これらも上手く配慮していますのでお近くの方は是非現地を。色々考えて、全戸違うデザインになっており『選ぶ街・選ぶ住宅』になっています。限られた予算と条件の中ですが、少しの違いが並ぶと逆に大きな変化を感じ、個性を作れているプロジェクトが完成です。
関東を中心に定期的に植木の情報を仕入れる作業をしています。新しい樹種や園芸品種など情報を得ながら、それぞれのプロジェクトに使えそうな緑を予めチェックしておいて、建物のスペースや道路の線形を決めたりすることもあります。もともとそこに在ったような植え方をしたいので、あえて建物が木を避けたように配置すると意外と雰囲気が良かったりします。