外観を統一し過ぎて、選ぶことが出来るという分譲住宅が少ない中、ここは外観のバリエーションをコンセプトに基づいたバラつきを作り、街感を作り出したプロジェクト。街に入ると個性があり、色の濃淡があり、張り分けの位置やディテールがそれぞれ違う。一見するとバラバラぢゃん!と思うけれど、そのバラバラを意識して作るのと、無意識にバラバラになるのとは少し違う。夜はブラケットライトの高さを統一することで、夜の街感を演出出来ていると思う。作り手側だけのスタンプを押したような街並み感の演出に拘ることなく、本当に選ぶ側の人がどんなインサイトで分譲地を見ているのか?このプロジェクトではそんなところを見て欲しいです。もう少しで全棟完成するので、完成後に写真と共にブログに少し書いてみます。
エントランスホールに大胆に大谷石を使った建売住宅プロジェクト。この場所以外にも素材を存分に見せるような仕上げで建物内外も魅力的な仕上げになっている。高級感だけではなく、地窓に見える景色をただの緑だけではなく、どのように緑を見せたいのかをシッカリと伝えれるように作り込みをしていきます。