外観を統一し過ぎて、選ぶことが出来るという分譲住宅が少ない中、ここは外観のバリエーションをコンセプトに基づいたバラつきを作り、街感を作り出したプロジェクト。街に入ると個性があり、色の濃淡があり、張り分けの位置やディテールがそれぞれ違う。一見するとバラバラぢゃん!と思うけれど、そのバラバラを意識して作るのと、無意識にバラバラになるのとは少し違う。夜はブラケットライトの高さを統一することで、夜の街感を演出出来ていると思う。作り手側だけのスタンプを押したような街並み感の演出に拘ることなく、本当に選ぶ側の人がどんなインサイトで分譲地を見ているのか?このプロジェクトではそんなところを見て欲しいです。もう少しで全棟完成するので、完成後に写真と共にブログに少し書いてみます。
都内某所の集合住宅に付帯する大きなプランター植栽を行いました。流行に合わせた植栽セレクトも良いのですが、それぞれの部屋にある利用シーンを想像しながら長く楽しめ、管理をそれほど必要とせず美しく緑を楽しめる樹種をセレクトした。紅葉とニシキギとアカバツツジは小さな雑木で安心感ある空間に。常緑アヤメは風に揺られて動きを感じる風景に。ウェストリンギアは、寄せ植えしてアートワークのような雰囲気に。それぞれ部屋のシーンに合わせて分かりやすさと、管理しやすさを重点ポイントに長く楽しめる安定感のある植栽デザインにしています。