月別アーカイブ: 2016年10月

船橋プロジェクト

スッカリ秋です。少々寒くなってきました。

この夏から秋にかけて長雨で様々な現場工程に大きな遅れが目立ちました。そんな中でも何とかこの秋に完成した船橋のプロジェクトを少しだけ紹介。

※なお。写真はオフィシャルサイトからの引用になりますので、後日再撮影したいと思っています。

 

HIRAMEKIは、このプロジェクトで区画検討から街並みづくり、建築間取りや意匠計画、そして外部の植栽計画など多岐に渡ってデザインの監修?(そんない大げさな立場ではありませんが)をさせていただきました。いつもであれば自分で細部まで考えることを、各プロフェッショナルな方にご参加いただき、よりよい方向へ導いてくれたプロジェクトになっています。

この街はとにかく心地よさに重点を置いたプロジェクトになっています。もっとシンプルに心地よさって何だろう。欲しい住宅や街って何だろうと考えたその回答がこの街の中に備わっています。

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必要なものを備え、過剰な演出はしない。真の美しさや暮らしの豊かさ、所有感は表面的な意匠以外にもあるはずと考え、思い切って無電柱化を早々に導入し、街並みや空への解放感を追求したのも結果的には住まい手のプラスにつながっていると思っています。

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限られた条件の中、単一性を作らず単順に住宅のポジションによってあらゆる角度からの光、風、景色を日常に取り込み、住まい手の暮らしぶりや住戸のポジションによって時間や季節の移ろいにそれぞれの個性や変化が生まれるように空間を構成しているのも住んでみて初めて他と違うんだと実感できるのがポイントです。不動産商品というのは、外観や機能性、住宅のエリアを重要視され選ばれることが多い。当然ですがそれ以外にも住宅が建っている環境、向き、位置などの要素によって価格以上の環境性を手に入れることが出来るはずです。ただ、数ある商品の中でそれらをベストな商品を選んで購入することは難しく、住み始めて初めて気が付くことが多いのが不動産商品を選ぶむずかしさだと思っています。できる限り、一生の一度?の買い物に対して、可能な限り最最大限の豊かさを手に入れてもらえるように考えたプロジェクトになっています。

 

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可能な限り同一な風景が無いようにゾーンによって建物や植栽にメリハリを強く表現し、住まい方によってその特徴的なゾーンを選び、お気に入りの家に住むというスタイル。この街には家の一部がコミュニティーや日常のプラスとなるキッカケがハードとして整っていて、その空間で街や人と連携し時には仕事を作り出したりコミュニティがあったり様々な要素が溢れ出る仕組みになっている。ここは気付きや感度の高い新しい購入層へ強いメッセージとインパクトを与える従来の街づくりと少し違うアプローチの手法を取っています。

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<今日の音楽>

さよならリグレット