テラスハウス

テラスハウス。長屋のことではアリマセン。ネットフリックスでもないです。

普通のテラスがある家の話。以下、テラス=デッキ等と思ってください。

建売プロジェクトにおいて、長らくウッドデッキやタイル、石張りテラスを作ってきたと思います。そもそもテラスって広くて室内と連続して云々というのが売り文句で営業トークの一つだったと思うのですが、実際建売プロジェクトサイズ感から考えると十分な広さのテラスを確保できないので、所謂猫の額と言われるほど小さいテラスになってしまう。それはそれでアリなんだと思うのですが、使い手からするとその広さを暮らしの中でどのように活用していくか?が分からないような気がしていました。そこでHIRAMEKIでは昔ながらの濡れ縁や縁側の使い方の原点に戻し、re.デザインしてみました・・・とはいえ、少しだけコンパクトにしただけなのですが。

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↑ウィキペディアより「縁側」

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↑縁側ナビより

 

これが意外と使いやすくてデッキに腰掛けるスタイルでチョットだけ昔の縁側っぽい雰囲気で使えるんです。軒がある部分までデッキを作ることでデッキの退色を抑え、耐久性を向上させる。さらにテラス部分は水にぬれても汚れが跳ね上がらない等。最近この組み合わせパターンが多くなってきました。少し手狭な空間でも、段差を作ることで少し奥行が出てくるし外でBBQするほどの広さでは無くて、観葉植物置いて水やりしたり、自転車置いて整備したり、デッキに腰掛けてテラス側で花火をしたり。テラスの原点はこのスタイルが本来の使い方。だだっ広いテラスを確保できるならまた違う手法もあるのだけれども、そんなに広い空間があっても使わないって人が本当に多い中、維持管理のしやすさや耐久性などを考えるとこのスタイルはデザインと機能性を兼ね備えた現代スタイルの縁側と言える・・・と。ちょっと大袈裟ですが、少し問い合わせが多かったのでブログで紹介でした。


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