グッドデザイン賞

今年も公益財団法人日本デザイン振興会主催、グッドデザイン2015のノミネートが発表された。
HIRAMEKIにてデザインさせて頂いたプロジェクト4点が、今年のグッドデザイン2015にノミネートされている。

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SI-PROJECT

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K-PROJECT

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H-PROJECT

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T-PROJECT

グッドデザイン賞とは、いわゆるGマークと言われおり、良質なデザインに対して与えられた称号で、最近は自動車や工業製品等のプロモーションで良く見かける。
受賞の評価基準は、業界のトップランナー的なクリエイターが評価基準と時代背景などに照らしあわせ、選りすぐりのデザインを探っていくという方法でグッドデザイン賞が決まっていく。
先の震災以降、その評価基準がコミュニケーションからエネルギー問題そしてプロジェクトの再現性など数年で随分変化し、時代背景にあったデザインニーズがあるように思える。

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我々の業界では、マンションや工業化住宅、細部までデザインされた建築家が手掛けた戸建住宅、街づくり、ランドスケープにまでGマークが浸透している。個人的には、住んで楽しくなるような空間、環境、コミュニティーが備わった街がグッドデザインだと思っているが、世の中の評価は意外とそうでもない。世間の評価基準多くは環境性能を個で高めたもので、少し味気ない空間になってしまっている。これは、住宅を購入する際に、地域、環境性能など様々な諸条件による資産価値の損得勘定によって数値化や比較判断のしやすさから選ばれている事が原因ではないかと思っている。

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集合住宅や戸建住宅に限らず、暮らすだけではなく、どのように暮らしたいか?が大事で、気持ち良く毎日過ごす方法って何か?価格、間取りや面積、設備などだけに目を奪われがちな住宅選びだけではなく、気に入っている住宅か?子供が自立した後はどう暮らすか等、少し長期的な目線と毎日の暮らし、楽しみ、将来の街や家の姿を想像すると、もっと良い街・住宅を選ぶことが出来ると思う。さらに、それら同じ思いの人が集まることで資産価値や魅力がある生き生きとした街に成長していくはずだと。そもそも資産や価値といったものは、お金には変えられないような人との繋がりや時間をかけてが作り出した若しくは自然が作り出した環境なども価値になるのでは・・・。

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